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『はぐれてみる』 コラボレート写真詩22 [コラボレート]

                

      (photo by silvermacさん) 2006.4.20のページより

 

                『 はぐれてみる 』

 

      ある朝

      道ばたに ひとり咲く おまえを みつけた

      野を覆う にぎやかな仲間から離れて

      ひとり

      のんびり空を見ている おまえは

               なにを考えているのか      

 

      この晩春の ぬくもりのなかで

      のほほんと

      陽ざしを 独り占めにしている おまえを見ていると

      あくせくをやめ

      行く雲を数えながら

      おまえのように生きる方法もあるのだなと

      素直に思えた

 

      はぐれることをこわがって

      ずっと走ってきたが

      明日から 

      人間の時間で 歩いてみようか

 

      たまには

      群れるのをやめて

      はぐれてみるのも 悪くない

 

  (photo by silvermacさん) 2006.4.22のページより イシガケチョウ

 

(詩作の裏側)

 私の大好きなsilvermac さんのページにお伺いしたとき、この2枚の写真に出会いました。空を見あげる蓮華草を見たとき、最近、いろいろと考えさせられる出来事があって、いつのまにか俯きかげんに道を歩いていた自分に気づいたのです。私はあくせくと、いったい何を追いかけて生きているんだろう‥そんなふうに、と胸を突かれました。仲間は大切ですが、たまにはこの蓮華草のように群れを離れ、何も考えず、ただのほほんと一日を過ごしてみたい、と思ったのです。そのときの心のありようが、この「詩」のタイトルになりました。silvermac さん、ありがとう。

 みなさんも一度ぜひ、silvermac さんの暖かい写真のページをご訪問されることをお奨めします。  なお例のごとく、この詩も、日々推敲を重ねますので、明日形を変えているかも知れません。詩の完成がどういうものか、未熟な私にはまだ分りませんので、こうした方法を取ることを、どうかご容赦くださいますよう、お願い申し上げます。

 

←silvermacさんのプロフィールhttp://blog.so-net.ne.jp/ryofu/(『気ままにブログ』) 

 

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コメント 6

Silvermac

このレンゲソウは、七ツ淵神社の隣にある、土地の氏神様「星神社」に上がる苔むした石段に咲いていました。およそ、レンゲが咲いていることを予期しない場所です。詩の通り、孤高のレンゲソウです。
by Silvermac (2006-04-24 18:47) 

mama-witch

★コメント、ありがとうございますsilvermac さん。
蓮華草の思い出は小学校時代。一面の蓮華草の中に寝っ転がって見あげ
 た空が忘れられません。
by mama-witch (2006-04-24 19:10) 

コウダミナミ

はぐれる事
人間は群れる事で安心感を求める動物だと思います。
しかしたまにはその集団から離れてみる
勇気も必要だと僕は思います。
by コウダミナミ (2006-04-25 16:14) 

mama-witch

★こんばんは、いつもありがとうコウダミナミさん。
 若いときは、群れの中でしか学べないこともあります。挫折も、劣等感も、優
 越感も人との間で起きることです。若い時群れを離れるのは逃避である場合
 があるので、その時期一概に群れを離れることがいい、とはいえません。
 私など人生の折り返し点を過ぎていますので、こうした感慨を持ちますし、共
 感される方も多いと思いますが、若い方にはむしろ、群れろ、と応援歌を贈り
 たい。群れの中で競争し、群れと共に闘い、群れることの大切さ、難しさを知
 ってこそ、ときにその群れを離れる「余裕」が持てるのです。
 群れを離れるのに必要なのは勇気ではなく、自立の中で得た余裕です。
 世阿弥の花伝書の中に『時分の花』と云う言葉がありますが、若いときにし
 か咲かない花があり、若いときにしか出来ないことがある、そういう時期には
 ときに常識に逆らってでも、自由に生きることが大切なのだ、といったような意
 味ですが、世阿弥が特に戒めているのは、そういう時期の若者に、年寄りの
 常識を押し付けて、せっかくの伸び盛りの枝を折るな、と云うことです。
 世の親や大人たちは、やり勝ちですけれどね(笑)
 群れから離れるには、まず群れに属していなければ意味がありません。
 そこから一度離れて、の「そこ」をまず持つことは、とても大切なことだと、私
 は思うのです。
 社会と云うのは、ひとつの群れです。個人の我儘や勝手な振る舞いは許され
 ない。息が詰まるような規則やルールが張り巡らされ、礼儀作法も求められ
 ます。そうした中でがんばって歩いてこそ、その群れを離れてみることの意味
 が生じるのです。
 あなたはきっといま「時分の花」の時期を迎えていると思います。花の命は短
 いけれど、きちんと花をつけなければチョウは来ず、受粉(例えば結婚、例え
 ば社会との融合)がなければ、結実もありません。
 社会とのコラボレートは大変だけれど、それなりの成果も手に入ります。
 そこを経て、時に群れを離れる余裕が持てるよう、がんばってくださいね。
by mama-witch (2006-04-25 20:08) 

yukki-

はぐれる…
最近よく考えます
それが今なのかどうかわからなかったりと
考えているうちはダメですね…
by yukki- (2006-04-29 10:42) 

mama-witch

★こんにちは、 yukki-さん。

私の若い友人の「こまじょ(小魔女)」さんが、最近ブログを立ち上げました。
 ブログのタイトルは「宣言!私、7月15日に、会社辞めます。」です。
 彼女は新しい未来に向かってスタートを切ろうとしているのですが、それでも、みんなと一緒に歩いていたそれまでの道でいったん立ち止まり、入ったこともない藪の中に入って、少しの間「はぐれてみる」決心をしたのです。
 自分が決めたこととはいえ、不安はゼロではない、と彼女は書いています。
 群れの保証を振り捨てる生き方には、それなりのリスクが伴いますし、必ずいい結果にたどり着くという保証はありませんが、それでも、いまの彼女はこれまでにない真剣さで、日々を生きています。
 「はぐれてみる」ことによって崖っぷちに立つ勇気を得た25歳の彼女の新しいエネルギーが、彼女をどんな未来に導くか、「退職までの76日間のカウントダウン日記」に、ちょっと注目してみませんか?
by mama-witch (2006-04-30 06:31) 

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