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コラボレート写真詩⑲ 『四月の雨』  [コラボレート]

(photo by baldheadさん「ケヤキの枝に留まる雨」より)       

 

                『四月の雨』

 

        枝から落ちるひとしずくの雨に

      心を切り裂かれることがある

      透き通ったしずくの中の かすかな風景に

      遠い記憶が蘇る

 

      人はなぜ 出会うのだろう

      出会わなければ

      別れもないのにと

      意気地の無い思いを抱くのは

      わたしだけだろうか

 

      空から落ちてくる四月の雨の

      ひと粒ひと粒の中の

      この小さな風景は

      ともに生きる何百億の人の

      胸の裡(うち)の想いの証(あかし)

      だから 枝先から落ちる

      こんな小さな雨粒が 愛おしく

      覗きこまずにはいられない

 

      季節を変える四月の雨は

      微笑みながら残酷で

      いつも少し哀しい

 

   

 

(作者からあなたへ)

 ☆小枝に、バラの葉の葉先に、小さく光る一粒の水のしずく。その透明な丸い鏡に映るさまざまな風景。そんな小さな世界を覗き込んでみたら、こんな小さな詩ができました。

私からあなたへ。そしてbaldhead さんからあなたへ。四月の雨の詩(うた)です。

 

    http://blog.so-net.ne.jp/hage1010/ baldhead さんのURL です。                           

 

(『四季のうつろいを肌で感じてます』より)

 この詩の背景になっている写真はbaldhead さんの「お空+おまけ」のカテゴリーの中からお借りしてきた写真です。baldhead さんの膨大な写真の森の中に入っていくのはとても楽しい。本当にいつも、思いもよらぬ角度から捉えた季節のさまざまな表情に出会えて。どれだけ沢山の方々がbaldhead さんの映像世界に魅せられているかがわかります。既に完成されているbaldhead さんの世界と、私の詩がちゃんとコラボレートできているかどうか‥‥。

 

 

  


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Silvermac

Baldhead1010さん、得意の「しずくの中の風景」ですね。コラボレートした詞も素敵です。
by Silvermac (2006-04-09 16:21) 

mama-witch

★silver mac さん、nice&コメントありがとうございます。
 詩を書くのは辛い作業です。自分の中の私感を取り除き、自分は人としてどう生きているのか、人はどう生きているのかと問い詰めていくと、日常を何も考えずに生きている自分が見えてきて、恥ずかしくなります。ほんの少し心を使えば、小さな雨粒の中にも、人の生活は映っているのだな、と感じさせられたbaldheadさんの写真に出会って、心打たれ、できるだけ素直に書こうとしたのですが‥まだまだです。でも、silver mac さんのコメントに少し元気が出ました。がんばります。
by mama-witch (2006-04-09 18:37) 

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